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「ノーベル賞ウィーク」
「ノーベル賞ウィーク」
 
「ノーベル賞ウィーク」
 
 
週末のNY株式は大幅続伸。
S&P500は1日としては8月16日以来の大幅高となった。
背景は雇用統計の通過。
非農業部門の雇用者数がは13.6万人増と市場予想の14.5万人増を下回って着地。
7・8月分の雇用者数は当初発表から4.5万人上方修正。
9月の時間当たり平均賃金は前月から横ばい。
平均週間労働時間は前月と同じく34.4時間。
失業率は前月の3.7%から3.5%へ低下。
1969年12月以来、約50年ぶりの低水準となった。
「景気後退が近付くと失業率は通常上昇する。
そのため、景気後退に陥るとしても、早くても2020年終盤ごろになる可能性が示された」との指摘が見られた。
「貿易摩擦が続く中、景気後退入りへの懸念が和らぐ可能性がある」という見方につながった格好だ。
もっとも3市場の合算出来高は59億株と低調。
10月の利下げ確率は週初39.6%→3日に88.7%に上昇。
雇用統計発表後は78.6%に戻した。
10年国債利回りは1.529%、2年国債利回りは1.405%に上昇。
ドルは小動きでドル円は106円台後半。
 
 
週末の日経平均は寄り付き25円安、終値68円高と高値引けで小幅に反発。
終値(21410円)は13週線(21305円)、52週線(21365円)、26週線(21373円)を上回った。
「週の終わり方としては悪くない」という見方だ。
ただ日経平均は週間で468円下落。
週足では2週連続陰線。
東証1部の売買代金は1兆8219億と低調。
値上がり1191銘柄、値下がり858銘。
新高値29銘柄、新安値29銘柄。
騰落レシオは130.58。
NTレシオは13.61。
25日線からは0.5%のマイナスかい離。
200日線からは1.0%のプラスかい離。
サイコロは6勝6敗で50%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.206%。
買い方▲9.929%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス1.123%。
2日連続のプラス。
買い方▲14.439%。
空売り比率は45.4%で139日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は5.4%。
日経HVは13.1、日経VIは18.30。
東証REIT指数は続伸。
日経平均採用銘柄のPERは12.21倍でEPSは1753円。
PBRは1.07倍でBPSは20009円。
シカゴ225先物終値は大証日中比215円高の21535円。
高値21545円、安値21260円。
課題は木曜のマド埋め(21725円⇔21437円)。
月曜は「前場高いと後場にかけて下押すこと多し」。
火曜は「良く動く日にして前後場仕成を異にする」。
水曜は「人気に逆行して動く日なり」。
木曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送り」。
金曜は「安値を極めて急伸することあり」。
ノーベル賞ウィークの始まりだ。
 
NYダウは372ドル高の26573ドルと続伸。
NASDAQは110ポイント高の7982ポイント。
S&P500は41ポイント高の2952ポイント。
ダウ輸送株指数は103ポイント高の10029ポイント。
SOX指数は1.85%の上昇。
VIX指数は17.04。
3市場の売買高は59億株(直近20日平均は73億株)。
225先物CME円建ては大証日中比215円高の21595円。
ドル建ては大証比日中比235円高の21555円。
大証夜間取引終値は日中比100円高の21370円。
ドル円は106.93円。
10年国債利回りは1.529%。
2年国債利回りは1.405%。
 
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(兜町カタリスト櫻井)