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買い優勢スタート、円高一服受け
【市況】東京株式(寄り付き)=買い優勢スタート、円高一服受け
【寄り付き概況】

週明け19日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比183円41銭高の2万1903円66銭で続伸始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、15.78ポイント高の1753.15で始まった。
 
前週末の米国株市場ではNYダウは小幅続伸したもののナスダック指数は安く引けるなど全般は上昇一服ムード、トランプ政権のロシア疑惑の再燃も嫌気されている。
 
ただ東京市場では、外国為替市場でドル安・円高に足もと歯止めがかかっていることはプラス材料。日経平均はPERや騰落レシオなど株価指標やテクニカル面からも引き続き買い戻しが入りやすい局面にあるが、前週後半の2日間で560円以上の上昇をみせており、買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がり上位にその他金融、金属製品、情報通信、建設、電力ガスなど。
 
 
個別では、三菱UFJ、東京海上、オリックスが値を上げ、野村は続伸。任天堂が買われ、ファーストリテ、ソフトバンクG、NTT、SBIは高い。SUBARU、東海カが上伸し、トヨタは堅調。日本電産、東エレクが上昇している。
半面、花王が反落し、資生堂はさえない。ミネベアミツミ、リコー、ソニー、安川電、東洋紡が売られブリヂストンは大幅安となっている。
 
外資系等は、ホンダ(7267)、スクリン(7735)、任天堂(7974)、トレンド(4704)、富士ソフト(9749)、日産化(4021)、インベスターC(1434)、大阪有機(4187)、パーソル(2181)、ラウンドワン(4680)、住友鉱(5713)、CKD(6407)、安川電(6506)、トリドール(3397)、商事(8058)、千代建(6366)に注目。
 
225先物はソジェン・大和・みずほ・三菱・GMO・SBIが買い越し。
アムロ・JP・メリル・クレディ・バークレイズ・UBS・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・メリル・パリバ・大和が買い越し。
バークレイズ・ソジェン・みすほ・ドイツが売り越し。
 
テクニカル的には、エムスリー(2413)、ワールド(2429)、WDB(2475)、永谷園(2899)、ブロドリーフ(3673)、ガンホー(3765)、クイック(4318)、生化学(4548)、東和薬品(4553)、ペプチド(4587)、フューチャー(4722)、スカラ(4845)、東海カ(5301)、日カーボン(5302)、帝国電機(6333)、キトー(6409)、Vテク(7717)、しまむら(8227)、ヤオコー(8279)、ARM(8769)、福山通運(9075)、広島ガス(9535)が動兆。