日経ジャスダック平均は3日続落、上値重い、買い強まらず
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続落、上値重い、買い強まらず
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日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比8円40銭安い3824円17銭だった。
新興企業市場は3連休を前に買いが強まらず、手じまい売りなどに上値を抑えられる展開となった。東映アニメやハーモニックが下落した。半面、出前館やアンビスHDは上昇した。
市場関係者は、出前館、中京医薬など過去に新型コロナウイルス関連として人気になった銘柄に動きが見られたが、「相場のすみっこで起きていたことにすぎない」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で652億円、売買高は8530万株だった。値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は344となった。
個別ではクルーズ、ドーン、クリエイト、マリオン、歯愛メディカルなど23銘柄が昨年来安値を更新。アイサンテクノロジー、スリー・ディー・マトリックス、元旦ビューティ工業、ムトー精工、ジェイ・エスコムホールディングスが売られた。
一方、中京医薬品、ストライダーズが一時ストップ高と値を飛ばした。テクノクオーツ、丸八証券、太洋物産は昨年来高値を更新。出前館、重松製作所、ウルトラファブリックス・ホールディングス、チエル、ファブリカコミュニケーションズが買われた。