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続落スタート、米株安が重荷
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、米株安が重荷
【寄り付き概況】
 
26日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比69円08銭安の4万0345円04銭。
 
前日の米国株市場では主力株中心に利益確定の動きに押される展開となり、NYダウなど主要株価指数が揃って下値を探る展開となった。大手IT株に値を下げるものが多く全体相場の上値を重くした。
 
ただ、下げ幅は限定的なものにとどまっており東京株式市場への影響は限定的。日経平均は前日に先物主導で470円あまりの大幅安をみせたことで、足もと値ごろ感からの押し目買いも観測される。また、あすに権利取り最終売買日を控え、駆け込みでの配当権利取り狙いの動きなどが下値を支える可能性があるだろう。
 
市場では「足元の円安基調を考慮すれば、25年3月期(来期)以降の業績期待は根強い」との声も聞かれた。
 
東証株価指数(TOPIX)は小幅続落している。
 
個別では、東エレクやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇している。一方、ファナックやダイキン、中外薬が軟調に推移している。