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日経平均株価は140円安へ下げ幅やや拡大
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は140円安へ下げ幅やや拡大
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価が前日比140円安と前場終値からやや下げ幅を拡大させている。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれもマイナス圏でもみ合い。前場に値を下げた値がさ株の一角に押し目買いが入っている。
外国為替市場では、1ドル=105円60銭近辺で推移している。
 
個別では、ソニー、キーエンスが軟調。アサヒ、トヨタ、ホンダ、NTTドコモ、KDDI、JR東日本がさえない。ファーストリテは弱含み。ソフトバンクGが下げ幅を縮めている。
 
半面、東エレク、レーザーテックが堅調。任天堂、日本電産、ソフトバンク、楽天、三井住友が買われている。
 
前日に時間外取引での米株価指数先物の上昇が買い手掛かりの1つとなっていたため、米株高はある程度織り込み済みだったのだろう。
また、国内では菅義偉官房長官が自民党新総裁に決まり、海外では新型コロナワクチンの開発が進展しているように見受けられるが、まだまだ国内外の政治・経済情勢を巡る不透明要因が多く残るなか、日経平均が2万4000円台回復に向かうと考える市場参加者が少ないことが窺える。