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下げ幅拡大、円高・ドル安を嫌気、売り継続
【市況】東京株式(寄り付き)=下げ幅拡大、円高・ドル安を嫌気、売り継続
【寄り付き概況】

16日後場寄り付きの日経平均株価は前日比76円77案の2万1727円18銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、3.12ポイント安の1740.48で始まった。
外国為替市場では、1ドル=106円近辺の推移。
円高・ドル安を嫌気して売られた前場の流れを引き継ぎ、輸出関連株を中心に売りが続いている
アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、ソニー、東エレクが前場安値を下回り、ファナックは底ばい。三菱UFJ、三井住友が下げ幅を拡大し、野村は小幅に下落している。ファーストリテ、キリンHD、JR東日本も売られている。
半面、任天堂がにぎわい、ソフトバンクGはしっかり。リクルートHD、ヤクルト、島精機、ヤーマンなどが買われている。
 
大引けにかけてはショートカバーも意識されやすく、結局は底堅い相場展開になりそうだ。 もっとも米中貿易摩擦への警戒や森友スキャンダルによる国内政治リスクへの警戒感から積極的に買い上がることも期待しづらいところであろう。
 
個人主体の資金は中小型株にシフトしやすいものの、週末要因から利益確定の流れが優勢になりそうである
 
ランチバスケットは10件、231.29億円。