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日経ジャスダック平均は4日続落、方向感欠く展開
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日続落、方向感欠く展開
 

 
日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比14円34銭(0.38%)安い3748円58銭だった。
ジャスダック平均は上昇してスタートしたが、寄り付き直後にマイナス圏に転落した。その後、欧州株高や新型コロナ感染ピークアウトへの期待などから日経平均株価が上げ幅を拡げると連れ高となってプラス圏に浮上、前引けにかけて上げ幅を拡げた。ただ、後場からは日経平均が先物主導で下げに転じるとジャスダック平均も一転して売り優勢の展開に、一気に値を消してマイナス圏に突入した。大引けにかけて下げ渋ったものの下げ幅を縮小する動きは見られずほぼ安値引けとなった。
フェローテクやシーズメンが下落した。半面、北川精機やウエストHDは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で544億円、売買高は6033万株だった。値上がり銘柄数は216、値下がり銘柄数は359となった。
 
個別では、田中建設工業、クルーズ、フジタコーポレーション、No.1、ジェクシードなど38銘柄が昨年来安値を更新。シーズメン、エイジス、シー・エス・ランバー、セルム、ゼネテックが売られた。
 
一方、ミクロン精密が昨年来高値を更新。アイサンテクノロジー、ティムコ、市進ホールディングス、チエル、アミタホールディングスが買われた。