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マザーズ指数は反落、1年7カ月ぶり安値
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、1年7カ月ぶり安値

東証マザーズ指数は前日比19.87ポイント安の955.14ポイントと反落した。
年初来安値を更新し、2017年1月4日以来およそ1年7カ月ぶりの安値水準となった。
トルコ情勢の先行き不透明感などから売りが先行しており、新興市場もリスク意識の高まりから軟調に推移した。サイバーダインが赤字決算を嫌気されて大幅安となり、メルカリやサンバイオも軟調だった。
市場では「4〜6月期決算で新興株の業績に明確な方向性が出ず、個人投資家の買い手控えにつながっている」との見方が出ている。
値上がり銘柄数は66、値下がり銘柄数は190となった。
 
個別では、トレンダーズ、インターネットインフィニティー、日本リビング保証、和心がストップ安。キャンディル、ジーエヌアイグループ、トランスジェニック、メディネット、富士山マガジンサービスなど55銘柄は年初来安値を更新。CYBERDYNE、Abalance、テラプローブ、すららネット、アライドアーキテクツが売られた。
 
一方、リネットジャパングループ、エクストリーム、MRT、Orchestra Holdingsがストップ高。オイシックス・ラ・大地、日本ファルコム、ダブルスタンダード、UUUMなど5銘柄は年初来高値を更新。バンク・オブ・イノベーション、ホットリンク、Fringe81、ライトアップ、GMO TECHが買われた。