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日経ジャスダック平均は反発、高安まちまち
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、高安まちまち
 

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比4円83銭高い3813円95銭だった。
ジャスダック市場は高安まちまちだった。個人投資家の関心が東証1部市場の鉄鋼株などに移り、「新興企業市場から資金が抜けた」形になった。米国市場でのハイテク株安が嫌気され、インターネット関連株はおおむね軟調となった。
室町ケミカルが買いを集めてストップ高。シンバイオや出前館、フェローテクが上昇した。半面、アピリッツや高度紙、マクドナルドは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で679億円、売買高は1億6159万株だった。
値上がり銘柄数は282、値下がり銘柄数は313となった。
 
個別では、室町ケミカル、新報国製鉄、日本銀行がストップ高。シーズメン、太洋工業は一時ストップ高と値を飛ばした。コモ、夢真ホー、ルディングス、日本エス・エイチ・エル、NEW ART HOLDINGS、サンメッセなど8銘柄は昨年来高値を更新。大阪油化工業、Success Holders、セレスポ、ビジョナリーホールディングス、ピープルが買われた。
 
一方、アピリッツがストップ安。MITホールディングス、まぐまぐ、室町ケミカル、リベルタ、中野冷機は昨年来安値を更新。Nexus Bank、グローム・ホールディングス、ベクター、オーネックス、テラが売られた。