兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か
31日の東京株式市場は、堅調な展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円−2万7600円を想定。(30日終値2万7433円40銭)
 
NYダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落した。前日の米株式相場の下落が重荷となる一方、外国為替市場での円安・ドル高進行は支えとなりそうだ。

きのう30日の日経平均株価は、上値の重い展開だったものの、取引終了にかけて上げ幅取り戻す格好となった。手がかり材料に乏しいものの、しっかりした動きが期待される。
また、決算発表が本格化し、好業績銘柄への個別株物色が活発化する場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=130円台の半ば(30日は129円59−61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の半ば(同140円79−83銭)と、円安方向に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比40円高の2万7410円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■シンプレクス・ホールディングス <4373> 
SBIホールディングス <8473> およびSBI証券と資本業務提携。SBIがシンプレクス株式304万株(発行済み株式数の5.4%)を取得するほか、2月末をメドに合弁会社を設立する。4-12月期(3Q累計)最終が5%増益で着地・10-12月期も26%増益。
 
 
■アンジェス <4563> 
NF-κBデコイオリゴDNAの国内における慢性椎間板性腰痛症を対象とした開発を開始する。
 
 
■ウェッズ <7551> 
今期経常を64%上方修正・9期ぶり最高益、配当も10円増額。
 
 
■バルカー <7995> 
今期経常を一転21%増益に上方修正・最高益、配当も30円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.24%にあたる22万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
 
■東京ソワール <8040> 
前期経常を3.2倍上方修正、未定だった配当は3期ぶり20円で復配。
 
 
■NECキャピタルソリューション <8793> 
今期経常を一転18%増益に上方修正、配当も36円増額。
 
 
■ギックス <9219> 
上期経常は12倍増益で着地。
 
 
■中部電力 <9502> 
今期経常を一転黒字に上方修正、未定だった配当は50円実施。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
31(火)
【国内】
12月失業率(8:30)
12月有効求人倍率(8:30)
12月鉱工業生産指数(8:50)
12月商業動態統計(8:50)
12月住宅着工統計(14:00)
2年国債入札
 
《決算発表》
 
第一三共、HOYA、富士通、コマツ、JR東日本、レーザーテク、味の素、三住トラスト、りそなHD、アドバンテ、TDK、小野薬、JR西日本、関西電、東ガス、ZOZO、マキタ、TOTO、エプソン、しずおか、SCSK、ふくおか、京成、LIXIL、ガイシ、清水建、東洋水産、新電工、京都銀、アコム、スクリン、日本ハム、Jパワー、住友ファーマ、ALSOK、九州電、東北電、南海電、大和工、ゼオン、エフピコ、PALTAC、SMS、アルプスアル、中国電、三菱倉、日ガス、アズワン、九電工、セリア、MARUWA、AZ−COM丸、メイテック、アイカ工、オリコ、JCRファーマ、日化薬、NSD、フクダ電、オークマ、アサヒHD、トランスコスモ、四国電、コメリ
 
 
【海外】
中国1月製造業PMI(10:30)
米11月S&Pコアロジック・ケース・シラー・住宅価格指数(23:00)
FOMC(〜2/1)
IMF世界経済見通し発表
 
《米決算発表》
キャタピラー、ファイザー、ゼネラルモーターズ、マクドナルド、エクソン・モービル、ウエスタン・デジタル、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、アムジェン
 
《韓国決算発表》
サムスン電子


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。