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北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒がくすぶることになり、上値は重い

北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒がくすぶることになり、上値は重い
日経平均の価格帯別出来高では、商いの積み上がっていた20000-20200円のレンジを下放れる格好となり、今後は20000円接近での戻り待ちの売り圧力が警戒されやすい。
 
一方で下値は、19000-19500円処で積み上がりがみられており、週初はこの水準を試す展開になる。売り一巡後に19500円近辺での底堅さがみられてくるようだと、選別物色ながらも押し目を拾う流れが意識されてくるとみておきたい。
もっとも、19000円を割り込んでくると、商いの薄い処になるため、4月安値水準を窺うトレンドが警戒されてくる。まずは海外勢の買いが観測されるのをしばらくは見極めることになりそうだ。
 
地政学リスクが高まるなか、外部環境に左右され難い銘柄を選択する中で、新興市場の中小型株には押し目狙いの流れが意識されやすいだろう。新興市場の中小型株は大きく調整をみせているが、これらが見直し対象としてリバウンドをみせてくるようだと、センチメントは改善方向に向かうとみられる。
 
 
19889.30  75日移動平均線
19886.98  均衡表転換線(日足)
19798.54  ボリンジャー:-2σ(25日)
19777.16  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
19729.74  ★日経平均株価10日終値
 
19691.91  ボリンジャー:-3σ(25日)
19603.00  ボリンジャー:-2σ(13週)
19569.22  26週移動平均線
19428.84  ボリンジャー:-3σ(13週)
19369.47  均衡表雲下限(日足)
19271.40  均衡表基準線(週足)
19187.37  200日移動平均線
19068.39  ボリンジャー:-1σ(26週)
18567.56  ボリンジャー:-2σ(26週)