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3日続落、米株続落で売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=3日続落、米株続落で売り先行
【寄り付き概況】


11日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前週末比97円66銭安の2万8380円90銭。
前週後半に840円強の急落した日経平均株価だが、引き続き下値リスクを意識せざるを得ない地合いとなっている。前日の欧州株市場がほぼ全面安となったほか、米国株式市場では、12月の米雇用統計発表を受け10年債利回りが一時1.8%台まで上昇するなど急速に水準を切り上げたことを嫌気して波乱含みの地合いとなった。
 
NYダウは一時500ドル超の下落をみせる場面があったが、引けにかけて下げ渋り、ナスダック総合株価指数はわずかにプラス圏に切り返した。しかし、FRBによる金融引き締め前倒しの思惑を背景に買い手控えムードは強く、東京株式市場では主力株中心に足もと弱気優勢の展開を余儀なくされている。
 
一方で政府が11日早朝、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したと発表したが、反応は限定的だ。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=115円台の前半(前週末7日は1ドル=115円89−90銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同131円00−04銭)で取引されている。
 
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落している。
 
個別では、ソニーGや楽天グループが売られている。東エレクやSUMCOも安い。一方で三菱重が上昇している。東ガスや王子HDも高い。