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値上がり優勢、見直し買い
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、見直し買い

 
東証グロース市場は前週末に米長期金利が一時9月中旬以来の低水準をつけるなど長期金利の低下傾向が続くなか、高PER(株価収益率)銘柄が多い新興市場では見直し買いが続いている。日経平均株価が一時年初来高値を上回ったのも投資家心理を一段と上向かせ、新興市場での買いに弾みをつけた。グロース250とグロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前週末比14.61ポイント(2.10%)高の708.98だった。
 
グロース市場ではウェルスナビ、カバー、フリーが上昇した。一方、JTOWER、アイスペースが下落した。
値上がり銘柄数412、値下がり銘柄数105と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、ベースフード、ペルセウスプロテオミクスがストップ高。エムビーエス、ジーエヌアイグループ、Welby、ウェルスナビ、INFORICHなど6銘柄は年初来高値を更新。グリッド、Waqoo、オキサイド、JMC、ROBOT PAYMENTが買われた。
 
 一方、インターファクトリー、ベイシス、日本動物高度医療センター、ベビーカレンダー、プレシジョン・システム・サイエンスなど7銘柄が年初来安値を更新。Delta−Fly Pharma、免疫生物研究所、インフォネット、JTOWER、セキュアヴェイルが売られた。