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日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、売りが優勢
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、売りが優勢

日経ジャスダック平均株価は反落し、午前の終値は同2円82銭安の3434円87銭だった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い既存店売上高に悪影響を与えている銘柄があり、投資意欲がやや後退。指数は連日で上昇しており、目先の利益を確定する売りが優勢だった。
マクドナルドは新型コロナによるお盆休みの帰省自粛が販売需要を下押しするとの指摘があり、売りが優勢だった。ワークマンやイメージワンも下落した。
半面、7月の電子商取引(EC)販売の伸びが顕著だったコックスは買われたほか、時価総額上位の出前館やハーモニックなど堅調に推移して相場を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で272億円、売買高は8291万株。値上がり銘柄数は276、値下がり銘柄数は265となった。
 
個別では、オーケー食品工業、ハビックスが年初来安値を更新。ゼネテック、太洋工業、シンバイオ製薬、アクモス、コスモ・バイオが売られた。
 
一方、クルーズ、湖池屋、オールアバウト、出前館、カネ美食品など9銘柄が年初来高値を更新。コックス、マリオン、ネクスグループ、テクノクオーツ、日本ラッドが買われた。