兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

値上がり優勢、様子見ムードが強く
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、様子見ムードが強く

 
東証グロース市場は日米の金融政策決定会合を控えて投資家の様子見ムードが強く、売買が手控えられているようだ。
売買代金ランキングの上位にはアストロスケールやQPS研究所などが並んだ。市場では「これといった材料が乏しい中、宇宙関連に投資家の関心が向かった」との声があった。
グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は続伸し、前引けは前週末比3.79ポイント(0.61%)高の625.43だった。
グロース市場ではアストロスケールやカバーが上昇した。一方、ジィ・シィ企画は下落した。
値上がり銘柄数363、値下がり銘柄数164と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、ジェイックがストップ高。トラストホールディングス、LeTech、フーバーブレイン、ジィ・シィ企画、かっこなど14銘柄は年初来高値を更新。ジェイフロンティア、ノイルイミューン・バイオテック、アストロスケールホールディングス、クリングルファーマ、ファンペップが買われた。
 
 一方、情報戦略テクノロジー、スパイダープラス、ステムリム、ナイル、HPCシステムズなど6銘柄が年初来安値を更新。トラース・オン・プロダクト、モビルス、メディア総研、オンデック、yutoriが売られた。