米ドル円、113円台後半は上値重い。
【為替】米ドル円、113円台後半は上値重い。
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11日東京時間の外国為替市場において、米ドル円はじり安の展開となった。
先週末発表された米雇用統計は、市場予想値と比べると強弱入り混じる内容ではあったが、前回値との比較では総じて強い結果であった。序盤は、その良好な米雇用情勢を織り込み米ドル買いが先行、一時113.705円へと今月高値を更新する展開となった。
しかし、高値示現後には一転して戻り売り優勢となり、113円台前半へと水準を落としている。
今週は、明日以降に注目度の高いイベント(12日:FOMC、13日:トランプ大統領税制改革案について演説、15日:日銀短観)が続くため、持ち高調整的な取引が進んだ格好か。
テクニカル的にみると、112.97円付近に差し掛かる5日移動平均線が下値の目途として意識されそうで、目先は同水準付近がサポートとして機能するかどうかに注目していきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]