買い先行、上値を試す場面も
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【オープニングコメント】 買い先行、上値を試す場面も |
日経平均株価の予想レンジは2万2900円-2万3200円。
NYダウやナスダック総合指数が史上最高値を更新した動きを受け、投資家心理が強気に傾くとみられ、買い先行となろう。
米中貿易協議の先行きに対する楽観的な見方も追い風に半導体関連など景気敏感株を中心に買われそうだ。東エレクをはじめとする半導体関連や村田製など電子部品関連にも買いが広がると見られる。日経平均は心理的節目の2万3000円を上回り、終値でも同水準を回復するとの見方が出ている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比280円高の2万3130円だった
きょうはソフトバンク、スズキ、ワークマンなどが4〜9月期決算を発表する。10月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)などの発表もある。
【好材料銘柄】
■中外炉工業 <1964>
上期営業を一転黒字に上方修正。
■FUJIKOH <2405>
小林直人社長が代表を務めるHOPがTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株600円で1日終値を11.7%上回る水準。買い付け期間は11月5日から12月16日まで。
■手間いらず <2477>
7-9月期(1Q)経常は51%増益で着地、上期配当を13円実施。
■FRACTALE <3750>
子会社サイトリが疼痛及び線維症の調節において、脂肪組織由来再生(幹)細胞を使用する治療方法に関する国内特許査定を取得。
■フライトホールディングス <3753>
今期経常を28%上方修正。
■エムケイシステム <3910>
20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8200万円→1億5900万円(前年同期は7700万円)に93.9%上方修正し、増益率が6.5%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の3億5600万円(前期は3億0500万円)を据え置いた。
■不二硝子 <5212>
今期経常を一転2.2倍増益に上方修正。
■東亜バルブエンジニアリング <6466>
19年9月期の連結経常利益を従来予想の2.9億円→5.7億円(前の期は5.8億円)に98.6%上方修正し、減益率が50.1%減→0.9%減に縮小する見通しとなった。
■レノバ <9519>
今期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■日本パレットプール <4690>
今期経常を一転24%増益に上方修正。
■KDDI <9433>
7-9月期(2Q)税引き前は9%増益。
■アイ・エス・ビー <9702>
1-9月期(3Q累計)経常が26%増益で着地・7-9月期も66%増益。
■日本電技 <1723>
今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も17円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
5(火)
10月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
NTT、ソフトバンク、スズキ、アサヒ、サントリーBF、丸紅、日水、王子HD、Tナカヤマ、バイタルKSK、三菱ガス、持田薬、日軽金HD、オルガノ、いなげや、マルハニチロ、ホクト、寿スピリッツ、不二製油、Jオイル、あらた、ニチレイ、グンゼ、セーレン、ニチアス、UACJ、古河電、三浦工、ユニオンツール、オイレス工、ブラザー、日信号、タムラ製、横河電、日光電、ニチコン、全国保証、エフ・シー・シー、ワークマン、東センチュリー、アコム、東建物、テーオーシー、京王、JR九州、船総研HD、ベネッセHD、ユニプレス、千代建、イリソ電子、パイロット、フジミインコ、タカラスタン、アクシアル
【海外】
米9月貿易収支(22:30)
米10月ISM非製造業指数(11/6 0:00)
《米決算発表》
デボン・エナジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。