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反発スタート、短期の戻り狙い
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、短期の戻り狙い
【寄り付き概況】

20日午前の日経平均株価は、前営業日比221円03銭高の2万7788円68銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、12.54ポイント高の1951.10で始まった。

3連休明けとなる東京株式市場では日経平均がプラス圏でスタートした。
前日の米国株市場で主要株価指数が揃って3日ぶり反発に転じたことを受けリスクオフの流れに歯止めがかかり、主力株をはじめ買い戻しの動きが優勢となっている。

米国株市場ではFOMCを控え、金融引き締め強化に対する警戒感は拭えないものの、足もとでは下げ過ぎの反動で空売りの買い戻しが優勢となった。東京株式市場でも目先は自律反発狙いの買いを誘導している。ただ、今週はFOMCや日銀の金融政策決定会合のほか、世界的に中銀の政策金利発表の動きが相次ぐ。この結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせるケースも想定されるだろう。

米長期金利は3%台半ばまで上昇するなど、依然として高水準だが、市場では「日本時間22日の未明に9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、東京株式市場でも積極的に持ち高を傾ける動きは限られる」との声がある。


個別では、ファストリや東エレクが上げた。TDKやアルプスアルが高い。一方、郵船や商船三井、川崎汽の下げが目立つ。コナミGやバンナムHDが下げた。