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東証マザーズ指数、一時4カ月ぶり高値
【市況】東証グロース(前引け)=東証マザーズ指数、一時4カ月ぶり高値

 
東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともにしっかり。
東証マザーズ指数の前引けは前日比11.78ポイント(1.57%)高い761.99だった。一時は763.64と取引時間中として4カ月ぶりの高水準となった。2022年4〜6月期の決算発表が一巡して目先の不透明感が後退したことが投資家の買い安心感につながった。ただ、マザーズ指数の朝方は軟調に推移した。16日の米長期金利の上昇を受けて、高PER(株価収益率)のグロース銘柄に売りが先行した。
 
健康支援の子会社設立を発表したMHTが買われた。フロンテオも上昇した。一方、カオナビや総医研HDは下落した。
値上がり銘柄数328、値下がり銘柄数126と、値上がりが優勢だった。
 
市場では「大型株と比べてグロース銘柄は出遅れ感があるため、見直し買いも入りやすかった」との声が聞かれた。
 
 個別ではくふうカンパニー、ポートが一時ストップ高と値を飛ばした。博展、ジェネレーションパス、パルマ、アドバンスト・メディア、FHTホールディングスなど22銘柄は年初来高値を更新。ジモティー、シェアリングテクノロジー、アイリックコーポレーション、Kudan、窪田製薬ホールディングスが買われた。
 
 一方、キッズウェル・バイオ、TORICO、プラッツが年初来安値を更新。総医研ホールディングス、日本情報クリエイト、リビン・テクノロジーズ、クラスターテクノロジー、バリュエンスホールディングスが売られた。