続落スタート、米国株安を受け
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【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、米国株安を受け
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14日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比242円14銭安の2万8246円99銭。
前日の米株式市場は、NYダウが176ドル安と3日ぶりに反落。米連邦準備制度理事会(FRB)高官から金融引き締めに前向きな発言が相次いだことを受け、ハイテク株などが売られた。この流れを受け、東京株式市場も運用リスクを回避する姿勢が優勢となっている。下げ幅は一時400円を超えた。
為替は1ドル=114円10銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がりは空運、紙パなど。値下がり上位に不動産、電気機器、機械、サービス、化学など。
業種別では、三井不、三菱地所などの不動産株や、オリエンタルランド(OLC)、リクルートHDなどのサービス株が下落。SMC、ダイキンなどの機械株や、信越化、花王などの化学株も安い。三井松島HD、INPEXなどの鉱業株や、三井物産、三菱商などの卸売株も軟調。ソニーG、キーエンスなどの電機株や、武田薬、アステラス薬などの医薬品株も下げている。