兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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続落展開か
【オープニングコメント】
続落展開か
 
18日の日経平均株価は続落か。
日経平均株価の予想レンジ:2万3200円−2万3500円。
米国株は下落。ダウ平均は130ドル安の27901ドルで取引を終えた。テスラやアマゾンなど主力グロース株への売りが続いたことから、警戒ムードが強まった。注目は米ハイテク株に連動した動きだろう。ナスダック総合株価指数は下値支持線とみられていた50日移動平均を4営業日ぶりに割り込んだ。日本でも電子部品株や、米ハイテク株に投資するソフトバンクグループ(SBG)などに売り圧力がかかる可能性がある。
 
また、手がかり材料に乏しい状況が続くなか、19日から22日まで連休となることもあり、積極的には手掛けづらいとみられ、模様眺めムードが広がりそう。
一方で、短期的な値上がり益を狙った資金が、消去法的に値動きの軽い中小型株に向かう場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の半ば(17日終値は104円76−78銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同123円56−60銭)とやや円安方向に振れている。足元でのドルに対する円高傾向を警戒し、神経質な展開となることもありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比110円高の2万3210円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■エイジア <2352>
上期経常を43%上方修正。
 
■アレンザホールディングス <3546>
上期経常を2.2倍上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も10円増額。
 
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
米Glaukos社との共同研究の対象疾患に、現在の緑内障に加えて角膜障害と網膜疾患を追加し、新たなライセンス契約を締結。
 
■プロルート丸光 <8256>
新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検出キットの初回仕入れ分が完売。
 
■FRONTEO <2158>
ロゼッタ <6182> [東証M]と言語処理AIの連動に向けて業務提携。
 
■伊藤ハム米久ホールディングス <2296>
今期経常を一転8%増益に上方修正。
 
■クスリのアオキホールディングス <3549>
6-8月期(1Q)経常は39%増益で着地。
 
■トレンダーズ <6069>
保有する営業投資有価証券の売却に伴い、21年3月期第2四半期に売却益1億円を営業利益に計上する。
 
■ピープル <7865>
上期経常を一転56%増益に上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
18(金)
【国内】
8月全国消費者物価指数(8:30)
8月訪日外客数
《決算発表》
ALBERT
 
【海外】
米4-6月期経常収支(21:30)


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。