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値下がり優勢、短期的な過熱を警戒した売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、短期的な過熱を警戒した売り

東証グロース市場は、グロースCoreは軟調。東証マザーズ指数は小幅高。東証マザーズ指数の前引けは前日比0.29ポイント(0.04%)高い778.52だった。東証プライムの主力銘柄が総じて軟調に推移しており、値動きの軽い新興株に個人投資家などの資金が向かった。もっとも、マザーズ指数は前日まで6日続伸しており、短期的な過熱を警戒した売りも出やすくなっている。指数は小幅ながら下げに転じる場面もあった。
 
東証グロース市場では、直近新規株式公開(IPO)銘柄のエレメンツやベースフードの上昇が目立った。プラスゼロも高い。一方、マイクロ波やセルシード、オキサイドは下げた。
値上がり銘柄数214、値下がり銘柄数263と、値下がりが優勢だった。
 
26日に新規上場したテクノロジーは買い注文が優勢で、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は1700円と、公開価格(1000円)を70%上回った。
 
個別では、ベースフード、pluszero、AIAIグループがストップ高。tripla、オープンワーク、ELEMENTS、バーチャレクス・ホールディングス、オキサイドなど12銘柄は昨年来高値を更新。カイオム・バイオサイエンス、リボミック、バルテス、クリングルファーマ、サンクゼールが買われた。
 
一方、グランディーズが昨年来安値を更新。セルシード、サイバートラスト、Macbee Planet、エディア、トラース・オン・プロダクトが売られた。