兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

「ラマダンは明けたが・・・」
「ラマダンは明けたが・・・」

「ラマダンは明けたが・・・」

「地政学リスクというよりは銀行決算が悪役」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の反落。
主要銀行が発表した決算は期待外れ。
S&P500は週間で1月以降で最大の下げ。
NYダウの週間の下げは2023年3月以来の大きさだった。
JPモルガン・チェースの第1四半期決算(3月31日まで)は利益が市場予想を上回った。
ただ、市場事業を除く通期の純金利収入(NII)見通しがアナリスト予想を下回った。
株価は6.5%安。
ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)も小幅安。
第1四半期決算が27%の減益となったシティグループは1.7%安。
イランによるシリア攻撃への懸念も悪材料視された。
しかし結局これは人為的要因によるものだろう。
AMDとインテルがそれぞれ4.2%、5.2%安。
中国当局が外国製プロセッサーを2027年までに段階的に排除するよう指示していたとの報道を受けた。
株主が日本製鉄による149億ドルの買収案を承認したUSスチールも2.1%安。
FRBが6月に利下げを開始する確率は27.1%。
先週の53.2%から低下した。
10年国債利回りは4.517%。
5年国債利回りは4.626%。
2年国債利回りは4.894%。
安全資産を求めての債券買いで利回りは低下。
地政学リスクを嫌って利下げを求めていた株価は下落。
少しつじつまは合わない。
ドル円は153円台前半。
WTI原油先物5月限は前日比0.64ドル(0.75%)高の1バレル=85.66ドル。
週間では1.44%安。
SKEW指数は139.94→136.16→142.31。
恐怖と欲望指数は58→46。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは475ドル(1.24%)安の37983ドルと5日続落。
高値38319ドル、安値378777ドル。
サイコロは3勝9敗。
騰落レシオは94.52%(前日100.27%)。
NASDAQは267ポイント(1.62%)安の16175ポイントと反落。
高値16341ポイント、安値16125ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは88.21%(前日93.70%)。
S&P500は75ポイント(1.46%)安の5123ポイントと反落。
高値5175ポイント、安値5107ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは96.53%(前日107.21%)。
ダウ輸送株指数は250ポイント(1.59%)安の15498ポイントと反落。
SOX指数は161ポイント(3.29%)安の4745ポイントと反落。
VIX指数は17.31(前日15.80)。
NYSEの売買高は10.28億株(前日9.27億株)。
3市場の合算売買高は116.7億株(前日は103.9億株、過去20日平均は114.1億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比685円安の38865円。
ドル建ては650円安の38900円。
ドル円は153.28円。
一時153.39円と、1990年半ば以来の安値を更新。
10年国債利回りは4.517%。
2年国債利回りは4.894%。

週間ベースでNYダウは2.3%安、3週ぶり反落。
ナスダック総合指数は0.5%%安、3週続落(累計1.5%下落)。
S&P500は1.6%安 2週続落(累計2.5%%下落)。

「SQ値39820円は上回らず『幻』」

週末の日経平均は寄り付き280円高。
終値は80円(△0.21%)高の39523円と3日ぶりに反発。
高値39774円。
安値39457円。
日足は2日ぶりに陰線。
39773.14円→39274円のマドは埋めた。
日経平均は週間で531円上昇。
週足は3週ぶりに陽線。
SQ値39820円は上回らず「幻」のSQ値で0勝1敗。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは12.68ポイント(△0.46%)高の2759ポイントと続伸。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は6.56ポイント(△0.46%)高の1420.47と続伸。
東証スタンダード指数は続落。
東証グロース250指数は4.73ポイント(▲0.68%)安の687.37と続落。
25日移動平均線からの乖離は▲5.43%(前日▲5.19%)。
プライム市場の売買代金は4兆5787億円(前日4兆1293億円)。
2日連続で4兆円超。
売買高は16.35億株。
値上がり931銘柄(前日697銘柄)。
値下がり664銘柄(前日893銘柄)。
新高値185銘柄(前日121銘柄)。
4日連続でに3ケタ。
新安値47銘柄(前日93銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは117.17(前日114.94)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.85(前日77.02)。
NTレシオは14.32倍(前日14.36倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(39704円)からは▲0.46%(前日▲0.67%)。
3日連続で下回った。
上向きの75日線は37566円。
82日連続で上回った。
上向きの200日線(34390円)からは△14.92%(前日△14.79%)。
257日連続で上回った。
上向きの5日線は39533円。
2日ぶりに下回った。
25日線を下抜けた格好。
13週線は38495円。
26週線は35719円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.480%(前日▲21.063%)。
買い方▲4.248%(前日▲4.219%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.663%(前日▲14.32%)。
買い方▲17.838%(前日▲17.579%)。
空売り比率は37.7%(前日40.1%、2日ぶりに40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は6.6%(前日6.9%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.97(前日20.73)。
日経平均採用銘柄のPERは17.07倍(前日17.01倍)。
4日連続で17倍台。
前期基準では19.97倍。
EPSは2315円(前日2318円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.55倍(前日1.55倍)。
BPSは25499円(前日25445円)。
日経平均の予想益回りは5.86%。
予想配当り利回りは1.64%。
指数ベースではPERは23.43倍(前日23.43倍)。
EPSは1686円(前日1683円)。
PBRは2.16倍。
BPSは18297円(前日18260円)。
10年国債利回りは0.850%(前日0.795%)。
プライム市場の予想PERは16.90倍。
前期基準では19.14倍。
PBRは1.47倍。
プライム市場の予想益回りは5.91%。
配当利回り加重平均は2.00%。
プライム市場の単純平均は13円高の2978円(前日は2965円)。
プライム市場の売買単価は2800円(前日2569円)。
プライム市場の時価総額は971兆円(前日968億円)。
ドル建て日経平均は257.92(前日257.71)と3日ぶりに反発。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比685円安の38865円。
高値39965円。安値38790円。
大証夜間取引終値は日中比700円安の38850円。
気学では月曜が「押し目にある時は急伸することあり」。
火曜が「良く動く日。相場の足取りについて餉餉引きせよ」。
水曜が「戻り売り方針の日なれど後場の突込みは買い狙え」。
木曜が「転換日にして後場急変すること多し」。
金曜が「前場安いと後場高の日。逆なら見送れ」
ボリンジャーのプラス1σが40360円。
プラス2σが41016円。
マイナス1σが39048円。
マイナス2σが38392円。
週足のプラス1σが40167円。
プラス2σが41888円。
マイナス1σが36829円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
11日にラマダンは明けた。

《今日のポイント4月12日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の反落。
   10年国債利回りは4.517%。
   5年国債利回りは4.626%。
   2年国債利回りは4.894%。
   ドル円は153円台前半。
   SKEW指数は139.94→136.16→142.31。
   恐怖と欲望指数は58→46。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)週末のダウ輸送株指数は250ポイント(1.59%)安の15498ポイントと反落。
   SOX指数は161ポイント(3.29%)安の4745ポイントと反落。
   VIX指数は17.31(前日15.80)。
   NYSEの売買高は10.28億株(前日9.27億株)。
   3市場の合算売買高は116.7億株(前日は103.9億株、過去20日平均は114.1億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比685円安の38865円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆5787億円(前日4兆1293億円)。
   2日連続で4兆円超。
   売買高は16.35億株。
   値上がり931銘柄(前日697銘柄)。
   値下がり664銘柄(前日893銘柄)。
   新高値185銘柄(前日121銘柄)。
   4日連続でに3ケタ。
   新安値47銘柄(前日93銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは117.17(前日114.94)。
   東証グロース市場の騰落レシオは78.85(前日77.02)。
   NTレシオは14.32倍(前日14.36倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向きの25日線(39704円)からは▲0.46%(前日▲0.67%)。
   3日連続で下回った。
   上向きの75日線は37566円。
   82日連続で上回った。
   上向きの200日線(34390円)からは△14.92%(前日△14.79%)。
   257日連続で上回った。
   上向きの5日線は39533円。
   2日ぶりに下回った。
   25日線を下抜けた格好。
   13週線は38495円。
   26週線は35719円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.480%(前日▲21.063%)。
   買い方▲4.248%(前日▲4.219%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.663%(前日▲14.32%)。
   買い方▲17.838%(前日▲17.579%)。

(6)空売り比率は37.7%(前日40.1%、2日ぶりに40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は6.6%(前日6.9%)。
   日経VIは19.97(前日20.73)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは17.07倍(前日17.01倍)。
   4日連続で17倍台。
   前期基準では19.97倍。
   EPSは2315円(前日2318円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
   225のPBRは1.55倍(前日1.55倍)。
   BPSは25499円(前日25445円)。
   日経平均の予想益回りは5.86%。
   予想配当り利回りは1.64%。
   指数ベースではPERは23.43倍(前日23.43倍)。
   EPSは1686円(前日1683円)。
   PBRは2.16倍。
   BPSは18297円(前日18260円)。
   10年国債利回りは0.850%(前日0.795%)。

(8)プライム市場の単純平均は13円高の2978円(前日は2965円)。
   プライム市場の時価総額は971兆円(前日968億円)。
   ドル建て日経平均は257.92(前日257.71)と3日ぶりに反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが40360円。
   プラス2σが41016円。
   マイナス1σが39048円。
   マイナス2σが38392円。
   週足のプラス1σが40167円。
   プラス2σが41888円。
   マイナス1σが36829円。
   3月月中平均は日経平均39844円。
   TOPIXは2728ポイント。
   (9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
   昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
   水星は逆行中(→4月25日)。
   11日にラマダンは明けた。

今年の曜日別勝敗(4月12日まで)

月曜8勝4敗
火曜7勝7敗
水曜3勝10敗
木曜8勝8敗
金曜10勝3敗

週間ベースで日経平均株価は1.4%高、3週ぶり反発。
TOPIXは2.1%高、3週ぶり反発。
東証プライム市場指数は2.1%高、3週ぶり反発。
グロース250指数は0.5%高、3週ぶり反発。
東証スタンダード市場指数は1.3%高、3週ぶり反発。
東証グロース指数は0.2%高、3週ぶり反発。
東証REIT指数は1.3%高、3週ぶり反発。


こんなことを書いていた時期もあった。

合言葉は「ファン・テク・ボ」

「株価はファンダメンタルズとテクニカルとボリューム(人気)で決まる」。
言われてみれば確かにそうです。
実はこの3つに精通している人はそんなにいません。
これらすべてを把握するのは至難の業。
「一つだけでも大変なのに3つもなんて」という声も聞こえてきそうです。
アナリストは自分の対象とするセクターの企業の財務分析だけで精一杯。
テクニカルアナリストは紙芝居だけを重視して、まるで株価はチャートだけで決まるかのようなコメントばかり。
斜に構えたような弱気コメントも比較的彼らの特徴ですが、お互いにお互いの領域を侵さないようにすみ分けているのも不思議なこと。
ストラテジストは比較的複眼思考ですが、あまり個別銘柄に触れることはありません。
でもそんな業界特有の種類分けに関係なく、株価は多くの事象を含みながら展開するものされるもの。
このギャップが相場の分かりにくさを増大させているようです。
とはいえ企業の持つ業績成長性と拡大戦略は投資の大前提。
そしてテクニカルは来し方行く末を図る座標軸。
株価が投資心理の集合である以上出来高は人気の集大成。
このことを日々確認するためにはせいぜい数十分の時間があれば事足りる筈。
その程度の努力はしても悪くはないでしょう。
逆に言うと、業績が好転し、25日線(人気線)・75日線(需給線)・200日線(景気動向線)が上向きで、
出来高が増加傾向にある銘柄にハズレは少ない筈です。
そして「株価は勢いを継続する」ことが多いということも覚えておいて損はない筈です。
株を買う前にはわずか数秒でも「ファン・テク・ボ」と唱えるのも良いでしょう。

◇━━━ カタリスト━━━◇

アピリッツ (4174)・・・動兆

ECサイト、Webシステムの受託開発。オンラインゲームの運営、IT人材派遣が中核。
引き合い強いIT人材派遣が人員の戦力化拡大。
Webシステム開発も大型案件続き増勢。
本社移転費用や賃上げ負担こなし小幅営業増益。
社内業務効率化やECサイト等の受託開発でAI活用を準備中。
「社内の学園化」が企業の未来像につながろう。


(兜町カタリスト櫻井)