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マザーズ指数は1日ぶり反発、投資マインド改善
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は1日ぶり反発、投資マインド改善

東証マザーズ指数は前週末比2.10ポイント高の876.08ポイントと1日ぶり反発。
前日の米国株の大幅高や円安進行といった外部環境の好転を映して買いが先行。円相場も1ドル=108円台半ばへと円安が進んだ。東京市場全般が大きく上昇したことを受け、マザーズ市場も投資マインド改善の恩恵を受けた。その後は、朝方の高値を後場にかけて突破した東証1部市場に比べると物色の勢いを欠いた。バイオ株が総じて弱含むなか、物色としては全体に幅広く関心が向かう展開には至らず、マザーズ主力級銘柄の一角に対する買いや、直近IPO銘柄への短期資金が向かうに留まった。
市場関係者は、東証1部市場が全面高となり、買い安心感が広がった。「好業績銘柄や、上場してから間もない銘柄が人気を集めた」という。
売買代金は概算で661.50億円。騰落数は、値上がり163銘柄、値下がり125銘柄、変わらず12銘柄となった。
 
個別ではセルソースがストップ高。G−FACTORY、バーチャレクス・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。Lib Work、ラクス、くふうカンパニー、BASE、Fringe81など6銘柄は年初来高値を更新。VALUENEX、Link−U、Sansan、HANATOUR JAPAN、プラッツが買われた。
 
一方、EduLab、フレアスがストップ安。ロコンド、ウォンテッドリー、パワーソリューションズ、インティメート・マージャー、ジェイックなど8銘柄は年初来安値を更新。エディア、アイリッジ、手間いらず、AmidAホールディングス、ブランディングテクノロジーが売られた。