525円高と大幅上昇、米株高で買い
東京株式(前引け)=525円高と大幅上昇、米株高で買い

12日午前の日経平均株価は反発し、前日比525円73銭(1.86%)高の2万8748円21銭で前場を終えた。
きょう前場は、ここ最近のリスクオフ相場の巻き戻しで日経平均が急反発に転じた。前日の欧米株高を受け、朝方から大きく買い優勢に傾いたが、その後も一段と上げ幅を拡大。米長期金利の低下で成長(グロース)株に見直し買いが入った。
前場終盤になると先物主導のインデックス買いが後押しする形で、日経平均は更に騰勢を強め、500円を超える大幅高で2万8000円台後半に歩を進めた。前引けはほぼ高値引けとなっている。
香港市場のハンセン指数などアジアの株式相場も堅調に推移し、投資家心理が一段と改善。日経平均は午前の取引終了にかけて上げ幅を拡大した。市場では「米国株と同様に売り方の買い戻しが中心だ」との声が聞かれた。
日経平均は午前の中ごろに伸び悩む場面もあった。日経平均の過去の売買高を価格帯別でみると、2万8500円前後が多く、戻り待ちの売りが出やすい水準として意識された。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5119億円、売買高は6億247万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1897と、全体の9割弱を占めた。値下がりは221、変わらずは65銘柄だった。

業種別株価指数(33業種)は鉱業、金属製品、海運業など30業種が上昇。一方、保険業、電気・ガス業、銀行業は下落した。
個別では、トヨタが株式分割考慮後の上場来高値を付けた。売買代金トップのレーザーテックが1000円を超える上げをみせたほか、ソフトバンクGも商いを伴い上昇した。日本郵船など海運株も買い人気を集めた。キーエンスが3000円超の上昇となり、安川電、東エレク、ソニーグループなども高い。リクルートホールディングスも値を上げた。
業績予想を上方修正したタマホームは東証1部の上昇率上位に躍り出た。ネットプロテクションズホールディングス、プレス工業も高い。
半面、デンソーが冴えず、エーザイも売りに押され昨年来安値を付けた。前日まで上昇が目立っていた銀行株や保険株の一角もさえない。第一生命ホールディングス、東京海上ホールディングスなど保険株も軟調。ブイキューブは急落となった。
東証2部株価指数は前日比54.81ポイント高の7614.46ポイントと4日ぶり反発した。
出来高1億425万株。値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は118となった。
個別では湖北工業、京葉瓦斯が昨年来高値を更新。ウェルス・マネジメント、インスペック、カワセコンピュータサプライ、赤阪鐵工所、ライフドリンク カンパニーが買われた。
一方、図研エルミック、昭和化学工業、櫻護謨、アサヒ衛陶、ネポンなど6銘柄が昨年来安値を更新。バイク王&カンパニー、京進、明治機械、グローバルダイニング、三井住建道路が売られた。

12日午前の日経平均株価は反発し、前日比525円73銭(1.86%)高の2万8748円21銭で前場を終えた。
きょう前場は、ここ最近のリスクオフ相場の巻き戻しで日経平均が急反発に転じた。前日の欧米株高を受け、朝方から大きく買い優勢に傾いたが、その後も一段と上げ幅を拡大。米長期金利の低下で成長(グロース)株に見直し買いが入った。
前場終盤になると先物主導のインデックス買いが後押しする形で、日経平均は更に騰勢を強め、500円を超える大幅高で2万8000円台後半に歩を進めた。前引けはほぼ高値引けとなっている。
香港市場のハンセン指数などアジアの株式相場も堅調に推移し、投資家心理が一段と改善。日経平均は午前の取引終了にかけて上げ幅を拡大した。市場では「米国株と同様に売り方の買い戻しが中心だ」との声が聞かれた。
日経平均は午前の中ごろに伸び悩む場面もあった。日経平均の過去の売買高を価格帯別でみると、2万8500円前後が多く、戻り待ちの売りが出やすい水準として意識された。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5119億円、売買高は6億247万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1897と、全体の9割弱を占めた。値下がりは221、変わらずは65銘柄だった。

業種別株価指数(33業種)は鉱業、金属製品、海運業など30業種が上昇。一方、保険業、電気・ガス業、銀行業は下落した。
個別では、トヨタが株式分割考慮後の上場来高値を付けた。売買代金トップのレーザーテックが1000円を超える上げをみせたほか、ソフトバンクGも商いを伴い上昇した。日本郵船など海運株も買い人気を集めた。キーエンスが3000円超の上昇となり、安川電、東エレク、ソニーグループなども高い。リクルートホールディングスも値を上げた。
業績予想を上方修正したタマホームは東証1部の上昇率上位に躍り出た。ネットプロテクションズホールディングス、プレス工業も高い。
半面、デンソーが冴えず、エーザイも売りに押され昨年来安値を付けた。前日まで上昇が目立っていた銀行株や保険株の一角もさえない。第一生命ホールディングス、東京海上ホールディングスなど保険株も軟調。ブイキューブは急落となった。
東証2部株価指数は前日比54.81ポイント高の7614.46ポイントと4日ぶり反発した。
出来高1億425万株。値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は118となった。
個別では湖北工業、京葉瓦斯が昨年来高値を更新。ウェルス・マネジメント、インスペック、カワセコンピュータサプライ、赤阪鐵工所、ライフドリンク カンパニーが買われた。
一方、図研エルミック、昭和化学工業、櫻護謨、アサヒ衛陶、ネポンなど6銘柄が昨年来安値を更新。バイク王&カンパニー、京進、明治機械、グローバルダイニング、三井住建道路が売られた。