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日経ジャスダック平均は続落、日銀がS安
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は続落、日銀がS安

日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比34円39銭安い3742円97銭となった。長期金利が再び急伸したことでハイテク株を中心に売りが続き、ナスダック総合指数は2.1%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.8%の下落となった。新興市場もこの流れを引き継ぐ格好となった。
2月の既存店売上高が1月と比べて鈍化したマクドナルドやシンバイオ、フェローテクが下落した。半面、室町ケミカルや報国鉄、アピリッツは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で552億円、売買高は7415万株。
値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は471となった。
 
個別では、日本銀行がストップ安。MITホールディングス、まぐまぐ、グローバルインフォメーション、中野冷機、エブレンなど7銘柄は昨年来安値を更新。イメージ ワン、シンバイオ製薬、リバーエレテック、フェローテックホールディングス、ヒーハイストが売られた。
 
一方、シーズメン、チヨダウーテが一時ストップ高と値を飛ばした。夢真ホールディングス、室町ケミカル、創健社、日本銀行など5銘柄は昨年来高値を更新。新報国製鉄、ディーエムエス、トミタ電機、トシン・グループ、共和工業所が買われた。