堅調な動きか
堅調な動きか |
日経平均は3日続伸。
プラスの時間帯は短かったが、下げても売り崩すような動きがほとんど見られず、終日落ち着いた地合いとなった。ソフトバンクGやトヨタの決算反応が注目されたが、良くも悪くもこれらの値動きに指数が翻弄されることはほとんどなかった。
あすは週末となるが、来週以降も決算発表がまだ控えていることを鑑みると、売りが急がれることもないだろう。
テクニカル面をみると、今週はここまで5日線(2万3132円、7日時点)より上での推移が続いており、海外要因で売られたとしても、同水準がサポートになると期待できる。引き続き好地合いが見込まれるなか、週末一段高で2万3500円どころを目指す動きが見られるかに注目したい。
8日の日経平均は、底堅い動きが継続し、堅調な動きとなりそう。
現在の水準を上抜けると2万4000円近い水準までは、急落した反動で戻り待ちの売りは少ないとみられ、キッカケ次第で上値を試しに行く可能性もある」との見方も聞かれた。
ただ、週末要因から手じまい売りに押されることに注意が必要のほか、11月限株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の市場速報値が意識される場面もありそうだ。
■テクニカル・ポイント(7日現在)
24431.08 ボリンジャー:+3σ(13週)
24292.59 ボリンジャー:+3σ(25日)
23702.87 ボリンジャー:+3σ(26週)
23646.85 ボリンジャー:+2σ(25日)
23560.79 ボリンジャー:+2σ(13週)
23330.32 ★日経平均株価7日終値
23084.51 6日移動平均線
23029.08 均衡表転換線(日足)
23001.10 ボリンジャー:+1σ(25日)
22974.95 ボリンジャー:+2σ(26週)
22974.13 新値三本足陰転値
22690.49 ボリンジャー:+1σ(13週)
22355.35 25日移動平均線
22314.29 均衡表基準線(日足)
22267.41 均衡表転換線(週足)
22247.03 ボリンジャー:+1σ(26週)
21820.20 13週移動平均線
21731.66 均衡表基準線(週足)
ローソク足は上ヒゲが昨日高値に届かなかったが、陽線を引いて終了。胴体部分が短かったことから、売り買いの拮抗状態が窺える。
一目均衡表では転換線と基準線が横ばいとなって目先のもみ合い圏入りを示唆している。RSI(14日ベース)や東証1部の騰落レシオが過熱圏にとどまっているが、25日線や26週線など各種移動平均線がいずれも上向きをキープしており、大勢で買い手優位の地合いが続きそうだ。