兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【も行】
【も行】
 
■モチ【もち】
自己売買などで、思惑で株式を買った状態になっていること。
日計り売買の筈が夜を越して保有することもモチになる。
 
 
 
■持ち高調整【もちだかちょうせい】
ポジション調整ともいう。
特定の銘柄のウェイトが偏ってしまった場合などにバランスを調整することを目的として行う売買のこと。
実際は重要なイベントなどの前に、保有している持ち高を減らすために、一部のポジションを決済すること。
株式市場では保有株を売却する理由が定かでないときに使用されることが多い。
ポジション調整の買いというのも存在するが滅多に聞かない。
 
 
 
■戻り【もどり】
相場が下落傾向の状態で、価格が一時的に回復することを意味する。
上昇継続での上昇を戻りとは言わない。下がった株価が上昇し、再び下落した時の高値を「戻り高値」または「戻り天井」とも言う。
反対語は「押し目」。
従って下落基調での下落を押し目とは言わないが、最近の風潮は何でもかんでも「押し目」とされる。
 
 
 
■模様眺め気分(もようながめきぶん)
株式における市場用語で、相場の行方が上がるのか下がるのかはっきりしないため、売り注文も買い注文も出てこない状態のことです。もう少し様子をみてから動こうという状況。
 
 
 
■持株比率(もちかぶひりつ)
上場会社の発行済株式数に対して、その株主が所有している株式数の割合のこと。
 

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【め行】

【め行】
 
■銘柄コード(めいがらこーど)
証券コード協議会が独自に仕様を定めている証券コード。
銘柄コードは、株式銘柄コード(4桁+1桁)及び公社債銘柄コード(1桁+4桁+4桁)に大別される。
株式銘柄コードは、<発行体ごとに付番される固有名コード4桁>及び<株券の種類ごとに付番される予備コード1桁>で構成されます。表示上、普通株式は4桁の固有名コードのみを使用(システム処理等の都合で予備コード桁に0を付加して5桁で表示される場合もあるが4桁が正式表示)し、新株や優先株等は予備コードを使用し5桁の表示となる。
公社債銘柄コードは、予備コード1桁+回記号コード4桁+固有名コード4桁で構成されている。
公開企業の上場債券等(外国債券及び金融債を除きます。)については、固有名コードは株式銘柄コードの固有名コードを共通して使用する。予備コードはCB等について使用する。
 
 
 
■目先(めさき)
ごく短い将来のこと。 短期間の相場の見通し。普通は1ヶ月以内
目先のA社株価は横ばいが続くだろうが、2年後には高効率を誇る新工場が稼働するので、株価は今が買い時なのかもしれない。 日常生活で「目先の利益」などと使われるが、株式市場ではごく短い将来のことを指す。
 
 
■名義貸し  (めいぎがし)
取引や契約、口座開設などで当事者ではない人に名義を貸すこと。
個人の資産隠しやトラブルにつながりかねないばかりか、詐欺罪や「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に違反したとして刑事責任を問われる可能性がある。
 
 
■名目GDP  (めいもくじーでぃーぴー)
国内で、1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の合計で、国内総生産(GDP)の実額のこと。
名目GDPをインフレ調整したものを実質GDPと呼ぶ。
 

NY株/欧州株概況
ダウ最高値188ドル高、年末商戦本格化
【市況】ダウ最高値188ドル高、年末商戦本格化

29日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前営業日の27日に比べ188ドル59セント(0.42%)高の4万4910ドル65セントで終えた。26日以来となる最高値を更新した。米長期金利の低下が米株相場の追い風となった。半導体関連株が買われたことも、投資家心理の改善につながった。 この日小売り各社はセールを本格的に始めた。根強いインフレを背景に出費に慎重な家計が増えているものの、商戦への期待感を背景に小売り最大手ウォルマート、アマゾン・ドット・コムなど消費関連に買いが入った。 長期金利の低下基調や、物価抑制と成長実現を両立する米景気の軟着陸見通しも相場を...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【む行】

【む行】

■無額面株式(むがくめんかぶしき)
無額面株式とは、名称の通り株数の表示があるだけで額面金額の定めがない株券をいいます。従来、株式会社は無額面と金額表示がされる額面のいずれかを発行することができたが、2001年6月の商法改正によって無額面株式のみとなった。
それ以前に発行されていた額面株式は取締役会の決議によって回収して再発行することもできるが、手続きや費用の負担が大きいことから再発行を行う会社は多くない。その場合、額面金額は意味を持たない数字として取り扱われる。
 
【理由】会社資金の調達を容易にするため,1950年の商法改正に際し,アメリカ法にならって採用された。 2001年の商法改正により額面株式が廃止されたため,額面・無額面の区別はなくなり,株式はすべて無額面となった。
 

株ちゃんの明日読み
来週も上値の重い展開か

来週も上値の重い展開か

    【日経平均】 38208円03銭(▲141円03銭=0.37%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2680.71(▲6.57=0.24%) -------------------------------------------- 【グロース250】 643.97(△9.59=1.51%) -------------------------------------------- 【プライム売買高】16億2460万株(▲65...

相場概況(大引け)
141円安と反落、ハイテク株安や円上昇が重荷
東京株式(大引け)=141円安と反落、ハイテク株安や円上昇が重荷

【大引け概況】 29日の日経平均株価は反落し、終値は前日比141円03銭安の3万8208円03銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:26 容量:18.16M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   前日の米株式市場は感謝祭で休場となり、やや手掛かり材料難だったが、円高の進行が警戒され、日経平均株価は反落してスタート。特に、朝方に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、12月の日銀金融政策決定会合...

東証スタンダード(大引け)
値上がり優勢、好材料が出た銘柄
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、好材料が出た銘柄

  東証スタンダード市場は、決算発表が終わって材料難になっており、好材料が出た銘柄などを個別に拾う動きに支えられて上昇した。28日の米国市場は感謝祭で休場。 スタンダードTOP20は続伸。出来高2億9391万株。 値上がり銘柄数748、値下がり銘柄数615と、値上がりが優勢だった。   個別ではテクノマセマティカル、日本パワーファスニング、ユーラシア旅行社がストップ高。セーラー広告は一時ストップ高と値を飛ばした。佐田建設、日本ドライケミカル、ヤマト、イフジ産業、フィル・カンパニーなど23銘柄は年初来高値を更新。Shinwa Wise Holding...

東証グロース(大引け)
大幅続伸、円高進行で内需系物色
【市況】東証グロース(大引け)=大幅続伸、円高進行で内需系物色

  東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比9.59ポイント(1.51%)高の643.97だった。朝方に下落する場面もあったが、午後に上げ幅を拡大し、終値では10月9日以来およそ1カ月半ぶりの高値水準を付けた。グロースCoreも続伸した。 値上がり銘柄数は278、値下り銘柄数は268、変わらずは44。 プライム市場の主力株がやや冴えない値動きとなり日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)はマイナス圏で推移した一方で、外国為替市場での円高・ドル安進行を受け、為替の影響を受けにくいとされる内需関連の銘柄が多い新興市場に資金が流入した。また、前日の米国市場が休場...

相場概況(前引け)
反落 半導体や輸出に売り、一時3万8000円下回る
東京株式(前引け)=反落 半導体や輸出に売り、一時3万8000円下回る

  29日午前の日経平均株価は反落し、前引けは前日比156円05銭安の3万8193円01銭だった。   前日の米国市場は感謝祭で休場だったが、足もとで急激な円高が進行。朝方に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、12月の日銀金融政策決定会合での利上げ思惑も強まるなか、為替市場では一時1ドル=149円台後半と10月下旬以来およそ1カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけた。これを受け、日経平均株価も3万7986円まで下落する場面があった。 ただ、3万8000円を割り込んだ水準では値頃感からの買いも入り、売り一巡後は下げ渋った。半...

東証スタンダード(前場)
値上がり優勢、押し目買い
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、押し目買い

  東証スタンダード市場は円高の進行を嫌気した輸出関連や、半導体株の一角が売られた。一方、安値圏では押し目買いが入り下げ渋った。 スタンダードTOP20は続伸。出来高1億6751万株。 値上がり銘柄数676、値下がり銘柄数579と、値上がりが優勢だった。    個別ではセーラー広告、テクノマセマティカルがストップ高。日本パワーファスニング、ユーラシア旅行社は一時ストップ高と値を飛ばした。日本ドライケミカル、ヤマト、イフジ産業、フィル・カンパニー、ムゲンエステートなど15銘柄は年初来高値を更新。岡本硝子、Shinwa Wise Holdin...

東証グロース(前場)
手掛かり難の中、売り買い拮抗
【市況】東証グロース(前引け)=手掛かり難の中、売り買い拮抗

  東証グロース市場は28日の米全市場が休場で手掛かり難の中、朝方は下落する場面もあったが、前引けにかけて上げ幅を拡大した。 グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比4.98ポイント(0.79%)高の639.36だった。 グロース市場ではヘッドウォやカバー、BASEが上昇した。一方、オルツやタイミー、GENDAは下落した。 値上がり銘柄数269、値下がり銘柄数250と、売り買いが拮抗した。   29日に東証グロース市場に新規上場したテラドローンは9時12分に公開価格(2350円)を188円(8.00%)下回る...