兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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相場概況(前引け)
19円高と小反発 伸び悩む、金利上昇が重荷
東京株式(前引け)=19円高と小反発 伸び悩む、金利上昇が重荷

  14日午前の日経平均株価は小幅に反発し、午前終値は前日比19円64銭(0.05%)高の3万8199円10銭だった。   米国株は高安まちまちだったものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)がしっかりだったことなどから、東京株式市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は上げ幅を広げ3万8477円68銭まで上昇したが、25日移動平均線や75日移動平均線が上値抵抗線として意識され上げ幅を縮小。日本の10年債利回りが0.965%まで上昇したことも影響して、一時前日比マイナス圏に入るなど引き続き方向感に乏しい地合いとなっている。   ...

東証スタンダード(前場)
値下がり優勢、上値は重い
【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、上値は重い

  東証スタンダード市場は決め手を欠く中、米国の消費者物価指数の発表を待つ投資家が少なくなかったとみられ、株価の上値は重かった。スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億8398万株。 値上がり銘柄数587、値下がり銘柄数796と、値下がりが優勢だった。   個別では、アルファがストップ高。プラコー、アソインターナショナルは一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、田辺工業、中広、中村屋、CSSホールディングスなど34銘柄は年初来高値を更新。メディアリンクス、東洋シヤッター、リーガルコーポレーション、CLホールディングス、アイビーシーが買わ...

東証グロース(前場)
値上がり優勢、自律反発狙いの買い
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、自律反発狙いの買い

  東証グロース市場はこのところ軟調に推移する場面が目立っていたため、きょうは自律反発狙いの買いが優勢だった。大幅な営業増益の見通しを示したカバーが上昇したことも指数の押し上げ要因になった。 グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比8.16ポイント(1.25%)高の658.76だった。 グロース市場では売れるネットやジーエヌアイが上昇した。一方、JTOWERやトライアルは下落した。 値上がり銘柄数324、値下がり銘柄数184と、値上がりが優勢だった。   個別ではアドベンチャー、コンヴァノがストップ高。ASJ...

相場概況(寄り付き後)
反発スタート、米半導体株高や円安支え
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米半導体株高や円安支え

【寄り付き概況】   14日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比108円53銭高の3万8287円99銭。   売り買い交錯のなかもやや買いが先行している。前日の欧州株市場ではこれまで最高値更新を続けていたドイツや英国など主要国の株価指数が上昇一服となり、米国株市場でも9日ぶりにNYダウが反落するなど上げ足が止まったが、下値では押し目買い意欲が活発で下落幅は限定的だった。   また、ナスダック総合株価指数はプラス圏で引けており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながら上昇する...

カタリストコメント
03_katakome41.jpg 「一服」
「一服」

「恐怖と欲望指数は47→50」 「一服」 週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。 S&P500はほぼ横ばい。 前週まで3週連続高となっており、上昇が一服した格好。 4月のニューヨーク連銀消費者調査で1年先のインフレ期待が3月の3%から3.3%に、 5年先のインフレ期待が同2.6%から2.8%に上昇した。 アップルが1.8%上昇。 ゲーム販売のゲームストップが74%急騰。 「ミーム株」人気の火付け役とされるキース・ギル氏が約3年ぶりにXへの投稿を再開したことを好感。 他のミーム株も買われ、AMCエンターテイン...

株価材料NEWS
【株価材料NEWS】
【株価材料NEWS】

[株価材料]   ■シャープ<6753> 堺工場 9月までに停止 ソニーG<6758>系に出向検討   ■あおぞら銀行<8304> 大和証券G<8601>から出資受け入れ 持ち分法適用   ■ソフトバンクG<9984> 投資からAIへ主軸再転換 前期最終は赤字縮小   ■三井住友FG<8316> 今期純利益1兆円 4年前倒し達成計画 前期も最高...

相場展望(寄り付き前)
もみ合い展開か
【オープニングコメント】
もみ合い展開か

  14日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそう。 日経平均株価の予想レンジは、3万7900円-3万8300円を想定(13日終値3万8179円46銭)   米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇した。ダウ平均は81ドル安の39431ドルで取引を終えた。 きのう13日の日経平均株価は、上値が重く、心理的なフシ目の3万8000円を一時割り込んだが、下げ渋って取引を終えた。米経済指標待ちの状況もあり、好業績銘柄への個別株物色が中心になりそう。 強...

コラム
英明コラム 5月第2週 マーケットストラテジーメモ
「英明コラム 5月第2週 マーケットストラテジーメモ」

《マーケットストラテジーメモ一覧へ》 《マーケットストラテジーメモ》5月第2週 7 日( 火): 週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。過去最大規模の自社株買いを発表したアップルが6%高とけん引役。ハイテク株比率の高いナスダック総合が2%高となった。週間では3指数とも2週連続高。週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。「利下げ観測に加え、足元の決算発表シーズンは予想から上振れ。投資家心理が再び上向きつつある」との解釈。   日経平均株価は599円高の38835円と3日ぶりに反発。長期金利の...

NY株/欧州株概況
9日ぶり反落81ドル安、物価統計控え利食い売り
【市況】9日ぶり反落81ドル安、物価統計控え利食い売り

13日のNYダウ工業株30種平均は9営業日ぶりに反落し、前週末比81ドル33セント(0.20%)安の3万9431ドル51セントで終えた。   この日は米主要経済指標に関しては手掛かり難だったが、取引序盤のダウはこのところの米利下げ期待で買われた流れを引き継ぎ、堅調な値動きを示した。ただ、 前週末までの8営業日で1700ドル近く上昇した後で、主力株の一部に持ち高調整や利益確定目的の売りが出た。   米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長が13日、インフレ率が目標の2%に向けて低下していることが明確にな...

毎日コラム
【目標設定】半年後の未来予想図を描く

ただ上がりそうだからと買って、外れたら売るなんて売買をしていたら、いつまで経っても儲けられません。 
株で儲けるには、それなりの作法が必要です。 

まずは買いにしても売りにしても、半年後の未来予想図を描きましょう。 
これがはじめの一歩。 
そして二歩目は「会社をよく知ろう」。 
業績はいいか、売り上げと利益は伸びているか、来期も伸びそうか、その会社の業態は世間が必要としているか。これらを確認しましょう。 

買うと決めたら、上がったらいくらで売るかを目標設定しましょう。 
まずは2割上昇、次は5割上昇でしょうか。 
「下がった時はどうするか」もしっかり考えておきます。 
安いから買い増しするのか、戦いに負けたとして損切りするのか、損切りするとしたらいくらまで我慢するのか。 

この繰り返しの経験から「記憶と自分のクセ」が生まれてきます。
 

あるセミナー後の投資家さんとした会話が思い出されます。 
最初の質問は「値上がりランキング上位に載る銘柄が事前にわかる方法はありませんか」。 
未来のことなどわかるはずもないので、これには驚きました。 
そして「売買していたら1000万円くらい損してしまいました。やはり売ったり買ったりでなく、じっくり持つべきですか?」とも。 
「あなたには無理でしょう」とお答えしたら「そうなんです」。 
こうなると、ほぼ株病の領域です。 
私「せいぜい5銘柄くらいを縦に追うのがいいと思いますが、これも無理でしょう」。 
投資家さん「その通りです。やはり株価が安くなったら買うべきですかね」。 
私「そんなことできますか?」 
投資家さん「いえ、無理だと思います」。 
この方は何を求めて質問されてきたのか、理解することができませんでした。 

この様な「株で儲からない典型的な投資家さん」にならないために、行き当たりばったりでなく、未来を見て目標設定する「楽しくしっかり儲ける方法」を知りましょう。 

【株式名言】 
理屈上手の商い下手 
 


株ちゃんの明日読み
上値の重い展開か

上値の重い展開か

    東京株式市場は日銀の金融引き締め姿勢の強まりを受けて主要指数は総じて小甘い動きに。米国株も基調の強さは評価されるものの、目先的な過熱感が意識されて材料とはならなかった。注目された前週末の東エレクの決算に対して同社株は下げたものの全体への影響は限定的。ただ、3月決算発表が刺激となって日経平均が上振れする当初の業績相場期待は薄れているようだ。   今週前半までは決算発表も多く、あすもきょうと似たような地合いが想定される。大幅な上昇は期待しづらいが、3万8000円近辺で下値が固まってくるかどうかを注視しておきたい。   &nbs...