兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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相場概況(寄り付き後)
続伸スタート、米国株の最高値更新が追い風
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米国株の最高値更新が追い風

【寄り付き概況】 16日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比260円23銭高の3万8645円96銭。   前日の米国株市場ではNYダウが大幅続伸し約1カ月半ぶりに史上最高値をつけたほか、ナスダック総合株価指数も連日の最高値と上値指向が鮮明となっている。発表された4月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想を下回る伸び率となり、インフレに対する過度な懸念が薄れ、投資家のセンチメントが強気に傾いた。   また、これに先立って欧州株市場でも主要国の株価指数が軒並み最高値に買われるなどリスクオンの流れが強まってお...

カタリストコメント
03_katakome41.jpg 「NY主要3指数は過去最高値更新」
「NY主要3指数は過去最高値更新」

「NY主要3指数は過去最高値更新」 「SOX指数は2.8%高」 水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。 S&P500とナスダック総合はともに1%超上昇。 主要3指数は終値ベースの過去最高値とザラバ高値を更新。 4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比で3.4%と3月の3.5%から鈍化。 3カ月にわたり予想上振れが続いていたが「インフレ率が再び低下傾向に転じた」との見方。 市場ではFRBが9月と12月に利下げするとの期待が高まった。 4月の小売売上高は増加予想に反して横ばい。 エヌビディアが3.6%高。 マイ...

株価材料NEWS
【株価材料NEWS】
【株価材料NEWS】

[株価材料]   ■かんぽ生命<7181> 大和証券G<8601>と資本提携運用委託1兆円超   ■訪日客4月も300万人超国際便の回復追い風   ■第一生命HD<8750> 前期純利益85%増コロナ給付金支払い減   ■機関投資家の株保有2年4カ月ぶり高水準米銀調査利下げ見込み   ■スズキ<7269> 米自動運転新興に出資小型EV製造へ協業検討   ■キオクシア6四半期ぶり黒字転換1-3月最終半導体市況回復で &nb...

相場展望(寄り付き前)
堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か

  16日の東京株式市場は、続伸後もしっかりした展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万8400円-3万8800円を想定。(15日終値3万8385円73銭) 米国株は上昇。ダウ平均は349ドル高の39908ドルで取引を終えた。   きのう15日の日経平均株価は朝高後、戻り待ちの売りに押される格好となったが、現地15日の米穀株式市場で、NYダウとナスダック総合指数がそろって史上最高値を更新した動きを受け、買い優勢スタートとなりそう。 高く始まった後は、戻り売りをこなしながらプラス圏でしっかりとした...

NY株/欧州株概況
最高値更新349ドル高、米インフレ鈍化を好感
【市況】最高値更新349ドル高、米インフレ鈍化を好感

15日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比349ドル89セント(0.88%)高の3万9908ドル00セントで終えた。3月28日以来、約1カ月半ぶりに最高値を更新した。   米労働省が朝方発表した 4月の米消費者物価指数(CPI) は前年同月比3.4%上昇と、伸び率は予想と一致、前月(3.5%)から3カ月ぶりに減速した。   米連邦準備制度理事会(FRB)が年内2回の利下げに踏み切るとの期待が維持されたため、長期金利が低下。相場をけん引してきたエヌビディアをはじめとした半導体株など幅広い銘柄に買いが入った。...

毎日コラム
「相場の波に乗れ」

日経平均と「個別株」それぞれの波を知ろう
そう言われてイメージするのは、日経平均株価(日経平均)の動きではないだろうか。
ーつーつの株の値動きが全体の動きになるのが株式市場だ。
「全面安」なんて見出しが一面トップになった日の日本経済新聞の証券欄は、前日より低い
と表示される「▲」がずらりと並び、今年一番安くなってしまったことを示す黒塗り(白抜き)表示の銘柄が続出して、黒々としている。

こんなに各社下げているのだから、そりゃ日経平均も下げるわなと納得させられる。
反面で、日経平均は株式市場全体の代表みたいな存在だから、個別の株の値動きに大きく影響する。
トョタ自動車や三菱UFJ銀行など大型株は、日経平均の動きに、ほぼ連動する。
それは、投資家の心理という面も大きいだろう。
 

新聞で「株価下落」なんて見出しを見ると、積極的に投資しようとは思えない。
そういう投資家心理になる人が多いから、株式市場の参加者は減っている。
人気が集まらないから、株価はますます上がらない。
一方で「株価上昇」なんて見出しに出会うと、「乗り遅れまい」という心理でどこからか投資マネーが出てくる。

ただ、日経平均株価指数は、2000超ある一部上場銘柄のうちわずか225銘柄だけで算出されている。
特に、ファーストリテイリング(ユニクロ)やソフトバンクなど株価の高い銘柄の影響を受けやすい。つまりは、市場全部を反映しているとは言い難い。

日経平均が下がっていても、個別にグングン上昇していく銘柄もある。
だから、日経平均やTOPIX等の指標をにらんで大きな波をとらえつつ、個々の銘柄を攻略する戦術を考えることが重要だ。

【株式名言】
大衆は常に天井を買い、底値を売る


株ちゃんの明日読み
買い安心感が改めて高まる展開に期待

買い安心感が改めて高まる展開に期待

Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 38385円73銭(△29円67銭=0.08%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2730.88(▲0.07=0.00%) -------------------------------------------- 【グロース250】 643.52(▲15.74=2.39%) -----------------------------------------...

相場概況(大引け)
29円高と小幅続伸、半導体の一角に買い 
東京株式(大引け)=29円高と小幅続伸、半導体の一角に買い 

【大引け概況】 15日の日経平均株価は小幅続伸し、終値は前日比29円67銭(0.08%)高の3万8385円73銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:34 容量:18.93M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   朝方は買いが先行し、日経平均は一時3万8800円台まで駆け上がったが、その後は失速する展開で下げに転じる場面もあった。 前日の米国株市場ではハイテク株への買いが目立ち、ナスダック総合株価指数が史上最高値を更新...

東証スタンダード(大引け)
値下がり優勢、上値は重い
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、上値は重い

  東証スタンダード市場は、前日の米株高を好感して一部買われたが上値は重かった。 スタンダードTOP20は軟調。出来高は4億4458万株。 値上がり銘柄数485、値下がり銘柄数970と、値下がりが優勢だった。   個別では、和弘食品、アルファ、日本電子材料、新家工業、東海リースがストップ高。倉元製作所、日本精密は一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、日本基礎技術、ヤマト、中広、nms ホールディングスなど55銘柄は年初来高値を更新。シライ電子工業、アイスコ、天龍製鋸、SEMITEC、NCS&Aが買われた。   ...

東証グロース(大引け)
値下がり優勢、主力銘柄に売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、主力銘柄に売り

  東証グロース市場は、前日に決算発表したトライアルやトライトの下落が目立った。午後に日経平均株価が急速に上げ幅を縮小し、歩調を合わせる形で新興市場では売りが増えた。 市場では「前日は新興株の上昇が目立っていたが、自律反発の域を出ていなかった。新興株は東証プライムの主力銘柄と比べて、自社株買いなど株主還元の支えが少ない点も重荷」との見方があった。 グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数も3営業日ぶりに反落した。終値は前日比15.74ポイント(2.39%)安の643.52だった。   グロース市場ではカバーやインフォR、JTOWERが下落...

相場概況(前引け)
135円高と続伸、米ハイテク株高支え 米CPIに様子見も
東京株式(前引け)=135円高と続伸、米ハイテク株高支え 米CPIに様子見も

15日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比135円09銭(0.35%)高の3万8491円15銭だった。   きょう前場買い優勢の展開となり、日経平均は朝方に450円以上水準を切り上げる場面もあった。前日の米株高や為替の円安を背景にハイテク株中心に投資資金が流入し全体を押し上げた。ただ、日本時間今晩に予定される4月の米消費者物価指数(CPI)発表を前に、買い一巡後は伸び悩む展開となった。個別株は決算発表に絡み明暗を分けているが、好決算発表を評価されて人気化する銘柄がある一方で、決算内容が期待に届かない銘柄については大きく売り込まれるものも相次ぎ、投資家のセンチメン...