NY株/欧州株概況
【市況】3日続伸、450ドル高 雇用鈍化で利下げ観測 |
3日のNYダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比450ドル02セント(1.17%)高の3万8675ドル68セントで終えた。 朝方発表された4月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月から17万5000人増と伸びが大幅に鈍り、予想も下回った。 平均時給は前月比の上昇率が0.2%と市場予想(0.3%)以下となり、失業率は前月と市場予想に比べ0.1ポイント高い3.9%だった。 賃金上昇率の減速でインフレ再燃の懸念が後退。9月に米利下げが始まるとの期待が維持され、米長期金利が低下し、ハイテク株など幅広い銘柄の買いが膨らんだ。 ...
毎日コラム
日経新聞は仕事に欠かせない存在である人も多いでしょう。
株取引にも大変役立つので、是非参考にしましょう。
前日のニュースが載っているのが新聞の朝刊。
株価が上昇した時には強気の記事が増え、下落した時には弱気のコメントばかりというマーケット完全連動型であることは困ったところですが、重要なのは、記事やコメントではなくデータです。
無味乾燥なデータの羅列の中に真実があるのです。
例えば、誰もが強気になっていた2018年1月、日経平均2万4000円の日。
東証1部の時価総額は700兆円を超えていました。
これは名目GDP480兆円の約1.45倍。
世界的な法則では「名目GDPの1.5倍を越えて株価は上昇しない」ですから、当然警戒すべきだったのです。
解説はありませんでしたが、数字がそれを物語っていました。
こうした数字の囁きを自分で感じることができれば、日経新聞はそれこそ「情報の宝庫」なのです。
相場で重要なことの1つは定点観測です。
面倒くさいことですが、このことなくして相場観はなかなか育成されません。
日々数字を見ることで肌が感じてきます。「アレ?」という違和感こそが重要なのです。
株式投資で重要なのは「ケア」あるいは「注意」。
それぞれの指標や動きを気に掛けること。
株価材料は、平等に目の前を通り過ぎています。
気付くか気付かないかの差は大きいです。
最後に、証券マンなり立てのころに、先輩に「見ておけ」と言われた数値を並べておきます。
まずはこれらを追ってみてください。
・新高値銘柄数(100を超えると期待):新安値銘柄数(100を超えると警戒)
・騰落レシオ(70%を割れたら買いゾーン、150%を超えたら警戒ゾーン)
・日経平均Y(20を超えてくると警戒)
・日経平均採用銘柄PER(アベノミクス以降は13倍〜16倍のレンジ)
・空売り比率(40を超えると相場低迷、割れると上昇基調)
・信用評価損率(木曜日:通常はマイナス10%程度、プラスになると相場反転)
・裁定残(毎週木曜:買い残の限界は6兆円、売り残は3000億円を割れると相場反転)
【株式名言】
上り坂の悪材料は買い、下り坂の好材料は売り
NY株/欧州株概況
【市況】322ドル高と続伸、FRB議長発言で安心 |
2日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比322ドル37セント(0.85%)高の3万8225ドル66セントで終えた。 パウエル議長は記者会見で、次の政策金利の変更が「引き上げになる可能性は低い」と述べた。市場では事前に「年内の利下げ観測を排除したり、利上げを示唆したりするのではないかという恐怖があった」が、パウエル氏の発言で過度な懸念が和らぎ、この日も前日に続き幅広い銘柄が買われた。 市場では、パウエル議長の会見が想定ほどタカ派的ではなかったとの声が多い。2日の米債券市場で長期金利は4.5%台後半と前...
毎日コラム
人に言われるまでもなく 「良い株を」「安く買って」「長く持つ」この法則は正しいもの。
ただ実践できるかというと、話は別だろう。
「良い株」は、比較的見付けやすいと思う。
業績の良い会社、新製品に期待ができる会社など、業績数字、NEWSなどからも見付けやすいものだ。
しかし「安く買う」ことはどうだろうか。
株が暴落した時が、「安く買う」絶好のタイミングに見える。
しかし、そんな先行き不安な時に、あえて株を買えるかというと、大抵の方は二の足を踏むはず。
「まだ下がるんじゃないか」という懸念が出てきて、安く買うことは、なかなかむずかしい。
そして「長く持つ」こともできるだろうか。
安く買った株が上がってきたら、「予想通り」と喜ぶものの、「まだまだ上がる」とためらい、なかなか売れないものだ。
それに下がってきて安く買えたのだったら、株価が上がるのは大分先のことかもしれない。
買った株が下がってしまって上がらないから仕方なく長く持つことを「塩漬け」と言うが、信念を持って儲かっている株を持ち続けるのも難しいことだ。
他にも「下がっている銘柄の底入れ反転を確認してから買う」という「上手な買い方」談義をよく見るが、その「底入れの確認」というのがまた至難のワザなのだ。
長く株を見続けていても、なかなか見抜けられない。
だからこそ、「長く持ちたくなる」「良い株」をmy株としてウォッチし続けておいて、上がりはじめた時に買うのが現実的だろう
後になってみれば、きっと「安く買えたな」と思えるだろう。
【株式名言】
行き過ぎもまた相場
株ちゃんの明日読み
堅調展開か |
Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 38236円07銭(▲37円98銭=0.10%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2728.53(▲0.87=0.03%) -------------------------------------------- 【グロース250】 642.96(▲3.29=0.51%) ---------------------------------...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=37円安と続落、朝安後下げ渋る
【大引け概況】 2日の日経平均株価は続落し、終値は前日比37円98銭(0.10%)安の3万8236円07銭だった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:37 容量:19.42M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら 朝方は急激な円高に振れたことを受け、リスク回避ムードのなか売り優勢でスタート。しかし、その後はハイテクセクターなどを中心に押し目買いの動きが顕在化した。注目されたFOMCは事前の予想通り6会合連続の政策金利据え置きを決め、これと合...
東証スタンダード(大引け)
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=売り買い拮抗、4連休を前に様子見
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東証スタンダード市場は3日からの4連休を前に積極的な買いへの動意が薄く閑散な取引となった。スタンダードTOP20は続落。出来高3億8467万株。 値上がり銘柄数686、値下がり銘柄数687と、売り買いが拮抗した。 個別では、ヤマト・インダストリー、フォーバル・リアルストレートがストップ高。アクシーズ、藤田エンジニアリング、システム・ロケーション、CDG、イーサポートリンクなど32銘柄は年初来高値を更新。セイヒョー、ポラリス・ホールディングス、日邦産業、トレイダーズホールディングス、ジーダットが買われた。 一方、秋川牧園、ケ...
東証グロース(大引け)
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、新興株の買い控え
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東証グロース市場は大型連休前で動きにくく、東京株式市場全般が小動きに終始。グロース市場も小甘い展開となった。この日はグロース市場でもプライム市場同様に押し目買いが見られたが、売買代金は880億円と少なかった。「決算を受けて買われる銘柄もあったが、市場全体を押し上げる力はなかった」という。 日本が祝日となる3日には4月の米雇用統計が発表される。3月の同統計発表後は、米利下げが後ずれするとの見方から米長期金利が上昇した経緯があるだけに金利上昇が逆風となる新興株の買い控えにつながった。 東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比3.29ポイン...
東証スタンダード(前場)
【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、売り買いが交錯
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東証スタンダード市場は、円高警戒などによりマイナス圏で寄り付いたが、米利上げ警戒の後退などから買い安心感が広がり、売り買いが交錯している。 スタンダードTOP20は続落。出来高2億7069万株。 値上がり銘柄数605、値下がり銘柄数702と、値下がりが優勢だった。 個別では、フォーバル・リアルストレートがストップ高。藤田エンジニアリング、イーサポートリンク、北海道コカ・コーラボトリング、セイヒョー、日華化学など18銘柄は年初来高値を更新。日本パワーファスニング、ヤマト・インダストリー、ポラリス・ホールディングス、京福電気鉄道、平山ホールディ...
相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=25円高と反発、朝安後に押し目買いで切り返す
2日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比25円66銭(0.07%)高の3万8299円71銭だった。 朝方は為替の急速な円高などを受けリスクオフの地合いだったが、その後は円安方向に押し戻されたことで過度な不安心理が後退し、日経平均も下げ渋る展開となった。前場取引終盤に一段と押し目買いの動きが活発化し下げ幅を縮小、前引け時点では小幅ながら上昇に転じている。半導体主力株の一角で買いが優勢となり全体相場を牽引、商社株や不動産株などにも買われる銘柄が多く市場センチメント改善につながった。 1日の米株式市場でナスダック総合株価指数、主要な半導体銘柄...